材木座海岸でマイクロプラスチックを回収する熊岡良修(よしひさ)さん=人物風土記で紹介=の活動が、5月12日で500回目に到達した。
熊岡さんが活動を始めたのは、2021年8月。海岸を訪れた際、大きさ5ミリ以下のマイクロプラスチックが散在しているのを目にした。「大きなごみはビーチクリーンなどで拾われているが、マイクロプラまでは拾いきれていないのかもしれない」
息子を持つ熊岡さんは、子どもたちにきれいな海を残したいと直後から回収活動をスタートした。雨天を除き、出勤前の毎朝9時20分から40分までの20分間実施。活動開始から1年9カ月経過した12日、節目の500回を迎えた。
海岸では、持参するちりとりで砂ごとプラスチックごみをすくい、ざるで選別。収集物は自宅に持ち帰り、蓄積するとかながわ海岸美化財団に回収してもらう。熊岡さんは「今後も続けます。一緒にどうですか」。笑顔で汗を拭った。
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