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鎌倉版 公開:2024年8月16日 エリアトップへ

「神奈川県消防操法大会」で鎌倉初の最優秀選手賞を獲得した 鈴木 洋太郎さん 長谷在住 51歳

公開:2024年8月16日

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鈴木 洋太郎さん

快挙呼び込む分析官

 ○…55回目の「神奈川県消防操法大会」(7月/厚木市)で、鎌倉市消防団員として初めて賞を獲得した。5人で協力して”火”と書かれた的を水で倒す「小型ポンプ操法の部」。主に水の経路を確保する役目の2番員として、最優秀選手賞に輝いた。「みなさんのおかげ。少しは鎌倉へ恩返しできたかな」と照れ笑いが顔に広がる。

 ○…県内市町の代表選手たちが、日頃の鍛錬の成果を競う同大会。28の分団がある鎌倉は、予選を行って代表を選出したり、各所から選りすぐりのメンバーを集めたりはしていない。持ち回りで、およそ30年に1度の出場が各分団に巡って来る。それが今年は、所属する長谷の第25分団だった。大会に向け5月から週2回、夜7〜9時もしくは朝6〜8時に練習を敢行。自身含めてメンバーは商店主も多く、「長谷はあじさいで繁盛する時期。仕事終わりにみんなヘロヘロになりながら練習していた」。ただ、充実もしていた。協力してくれた消防署員から指導を受け、「器具の上手な扱い方や、動きの意味などを教わり勉強になった。ここまで夢中になれたのは高校の文化祭や体育祭以来かも」と振り返る。

 ○…研究熱心なタイプで、練習以外にもインターネットに投稿された過去の動画を毎日2時間視聴して分析。お風呂にも、トイレにもスマホを持ち込んだ。そこまでの集中力が、快挙を呼び込んだのだろう。

 ○…長谷で生まれ、20代から家業の婦人服・雑貨店に入った。小町通りに店を構え、仕事中心の生活を送ってきた。「家族にも、地元にも何もできていない」。そんな思いから、御成中の同級生に誘われて40代で消防団員となった。「地元に貢献したい」。熱い気持ちを胸に、街を守る。

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