インターハイ・自転車競技で2連覇を達成した 三浦 一真さん 鎌倉山在住 17歳
結果で恩返し
○…福岡県で7月29日まで開催された全国高校総体(インターハイ)の自転車競技に出場し、3Kmインディヴィデュアル・パーシュート部門で2連覇を達成した。同部門は、2選手が異なる地点からスタートし、3Kmのトラック周回を早いタイムで走った選手が勝者となる。競技場内で行われるトラック種目では、全国大会やアジア大会など昨春から5連勝中と強さを見せている。
○…湘南工科大学付属高3年。大会連覇の前には、試練が待ち受けていた。大会2カ月前の練習で手首を骨折し、知り合いの整形外科医や母親の食事面でのサポートなど、ありとあらゆる手を尽くす。しかし7月初旬の復帰戦では、ロードレースで落車。続く関東大会でもタイヤがパンクするアクシデントに見舞われ、「浮き沈みの激しい性格なので1週間は落ち込んだ」。それでも母親からの「気持ちを切り替えて、今できることを精一杯に」の言葉に奮い立ち、満身創痍でも連覇を達成。決勝タイムは昨年から2秒縮め、「たくさん支えてもらい、結果で恩返しできた」。
○…西鎌倉小、手広中出身で、中学では陸上部で短距離種目に打ち込んだ。4歳の時に他界した父が自転車の選手だったこともあり、中学3年から本格的に競技を開始。今や高校を代表する選手に成長し、「8年後のブリスベン五輪ではメダルを獲りたい」と将来を見据える。
○…普段はマイペースな性格だが、いざ競技になると勝負にこだわり、練習プランを緻密に練る。競技漬けの日々でも、レース翌日には仲間たちとラーメン店を訪れ、気持ちをリフレッシュさせる。直近の目標は、8月21日から始まった世界大会でのメダル獲得。自信と感謝を胸に勝負を続ける。
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