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公開日:2025.07.04
大船中央病院 市民公開講座
癌を見つける健診の重要性
7月19日(土)午前11時から 要予約
大船中央病院で7月19日(土)、「市民公開講座」が開催される。同院アネックス館6階講義室で午前11時から約1時間(10時30分開場)。詳細な医療情報を聞けると毎回人気の同講座。今回は「コロナ禍の自粛から紐解く消化器癌と健診の重要性」をテーマに、消化器・IBDセンターの葛生健人医師が講演する。
目ではわからない胃癌・大腸癌
日本人の死因1位である癌。2023年の癌による死亡者は38万人を超えている。
消化器癌の罹患率では男女ともに圧倒的に多いのが大腸癌で、胃癌も多い。これらの癌に共通することが、「見た目では気づくことが難しい」ということだ。
「膵臓癌や胆道癌では食欲の不振や体力低下、全身が黄色みを帯びたり眼球の白い部分が黄色くなったりする黄疸など症状が出ることもありますが、大腸癌は便潜血検査、胃癌はバリウム検査や胃カメラで発見されることが多い」と葛生医師は話す。
健康診断で要再検査となってもそのままにしてしまい、数年後に進行して発見される例も多い。
多くの人が外出を自粛していたコロナ禍では健診の受診者数が急減した。それによって癌が発見された患者数の減少や発見時のステージ(進行度)の悪化が見られたという。
一方で、大腸癌は早期発見した場合の5年生存率が高く、「早期発見、早期治療が本当に大切なんです。これまで一度も健康診断を受けていないという方こそ、足を運んでみてほしい」と葛生医師は訴える。
技術進歩で負担軽減
バリウム検査や胃カメラと聞くと腰が重くなる人も多いが、「技術の進歩で負担が少ない検査が浸透している」と葛生医師。昔は細いカメラの画質が低かったが、現在では「過去の太いカメラよりも画質が良いくらいで、疾患を見落とすリスクも大幅に減少している。鎮静剤や麻酔でウトウトした状態で検査するため、楽になっている」と話す。
健診が最初の一歩
市民公開講座では、5つの消化器癌の種類と違い、コロナ禍による受診控えの影響、早期健診の重要性などをわかりやすく解説する。講座の予約は同院の専用フォームで受付中。
大船中央病院
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神奈川県鎌倉市大船6-2-24
TEL:0467-45-2111
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