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鎌倉 教育

公開日:2025.08.22

子どもたちが仕事を体験
萬屋本店と鎌倉シャツ

  • キッズパティシエの特製ケーキに入刀

  • 実際にミシンを動かす体験も

  • シャツとネクタイをコーディネート

 子どもたちへ「働くとは何か」を知ってもらい、仕事への関心を育むきっかけづくりとして、鎌倉市内の事業所で8月19日、子ども向けの職業体験が開催された。

結婚式を企画

 長谷の萬屋本店では、子どもたちが結婚式を作り上げる「キッズフェスタ」が開催された。

 式の演出や音響、司会進行にメイク、写真撮影まで、スタッフのサポートを受けながらすべて子どもたちがプロデュースする恒例企画で、今年も約60人が参加した。

 新郎新婦役を務めた夫婦に好きな色や場所、花、音楽などのインタビューを行い、チームごとに相談をしながらオリジナルの挙式と披露宴を企画。ドレスコーディネーターが選んだ衣装は、夫婦が好きだという海の青と山の緑。花やクッキーを飾ったキッズパティシエ特製のケーキで「門出」を祝った。

 メイクやエスコートを担当した小学2年生は「花嫁さんにマスカラを塗るのが難しかった。最高の思い出になった」と笑顔を見せていた。

服をコーディネート

 雪ノ下のメーカーズシャツ鎌倉 鎌倉本店では、鎌倉インターナショナルFC(鎌倉インテル)とコラボレーションし、同チームのスクール生を対象に体験イベントを実施した。コラボは今年で3回目。

 当日は、低学年の希望者6人が参加。はじめに洋服のたたみ方を学び、続いてシャツとネクタイをコーディネート。子どもたちは思い思いの配色で組み合わせを考えた。

 同店でフィッターを務める井手基文さんは、完成したコーディネートを見て「みんなすごくセンスがいい。私たちも参考になる」と笑顔に。子どもたちは一人一人選んだ理由を話し、「海が好きだから青を選んだ」、「冬をイメージして青を選んだ」という2人がベストコーディネート賞に選ばれた。

 その後は、同社工房を見学。「想像以上」にミシンが速く動く姿に驚き、目を輝かせていた。

 深沢小2年の佐々木想玄さんは、「ミシンで縫うところが楽しかった」と言い、他にも「初めて服を選んで勉強になった」等の感想があった。

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