鎌倉 人物風土記
公開日:2026.01.30
援農を取り入れ、持続可能な農業の仕組み作りに挑む「おーべーファーム」の代表
大平 成晴(まさはる)さん
鎌倉市在住 33歳
農業は未来を創る仕事
○…鎌倉と藤沢を拠点に、ベビーリーフやニンジンなどの生産を手掛ける「おーべーファーム」。地域住民などが農作業を支える「援農」を取り入れ、1月24日には手広の農地で西鎌倉小と深沢小の学校給食に納品するニンジンを援農者と共に初収穫した。生産者と地域、教育現場をつなぐ「持続可能な仕組み」を形にし、「農家は助かり、参加者は楽しみ、子どもたちは地元の味を知る。この循環こそが第一歩」と力を込める。
○…鎌倉で代々続く農家の6代目。青春時代は「放課後がない」ほどスポーツに捧げた。高校バスケでは県ベスト8、国体候補にも名を連ねたが、身長という壁にぶつかり挫折を経験。この「完全燃焼」がターニングポイントとなった。「実家が農家だから」進んだ大学では、座学中心の授業に違和感を覚え、現場で体験する重要性を痛感。卒業後、茨城の農業法人での研修中に「整理整頓と計画性が重要」と気づき、独自の経営哲学を胸に、家業の未来を背負う覚悟を決めた。「失敗の連続だった」と振り返るが、理想の未来を描き、逆算しながら自身の戦略的な農業スタイルを作り上げている。
○…「仕事は仕事」。そう割り切り数字と向き合うのは、農業を持続可能な仕事にするための姿勢。現在は3歳の愛娘の父でもある。「自分が作った野菜なら、間違いなく安全なものを食べさせてあげられる」。週休はほぼないが、家族の笑顔と食卓を支えることが、明日への活力となっている。
○…今後の目標は、現在1万3千平方メートルの農地を2万5千平方メートルまで拡大させること。気候変動や担い手不足といった課題も、投資と戦略で乗り越えていく構えだ。「農業を、次世代がワクワクして選べる職業にしたい」
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