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公開日:2026.10.09

鎌倉キートスJr. ボッチャで初全国へ 創設3カ月の大躍進

  • キートスJr.と保護者、協会のメンバー/提供=同協会

    キートスJr.と保護者、協会のメンバー/提供=同協会

  • 投球の様子/提供=同

    投球の様子/提供=同

 鎌倉市ボッチャ協会により集まった小学生4人が、「鎌倉キートスJr.」として、8月に行われた南関東予選を勝ち抜き、9月22日に行われた全国大会、「第4回小学生ボッチャ競技会 Hero’s Cup」に出場した。

 ボッチャとは、白い的玉に赤と青のボールを投げ合い、どれだけ近づけるかを競うパラスポーツだ。同大会は通常級と特別級の生徒の合同チームであることが出場条件。集まったのは、通常級に通う常澤恵琉(めぐる)さん(深沢小6年)、特別支援学級に通う戸早星樹(せな)さん(植木小4年)、小沼武尊(ほたか)さん(御成小5年)、近田朋希(ともき)さん(植木小6年)の4人だ。

 発達障害や場面緘黙などがあり、最初は集中して練習に臨むことも難しかったが、保護者や指導者の手厚いサポートのもと練習を重ねると、4人の仲はすぐに深まった。初対面から、約2カ月の練習期間が終わるころには、深い絆で結ばれたチームになっていた。

 子どもたちからは、「大変だったけれど、楽しかった」「みんなと協力できた」など笑顔溢れる感想が上がった。また、保護者からは「新しい居場所になっていた」との声も。「『目標に向かって努力する』『チームで何かを成し遂げる』、この経験は必ず今後の自信になる」と成長を喜んでいた。

みんなが同じルールで

 学校の授業などでは、障害のある子のために「特別ルール」を設定することも多いという。しかし、ボッチャは違う。同協会の田内清香会長は「ボッチャは障害の有無に関わらず、みんなが同じルールで行う。誰も『特別扱いされない』競技」と話す。

 投げ方に決まりはなく、立っても座っても、車いすでもいい。「『障害者だから』と言われる子どもたちにとって、みんなと同じルールでやれることはすごく大きい。この経験や自信を、これからの人生に生かしてほしい」とエールを送った。

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