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公開日:2026.10.23
湘南鎌倉総合病院 死亡原因3位の「膵がん」早期発見が鍵 膵がんセンター 山上裕機センター長に聞く
初期症状が乏しく、発見された時には進行していることが多いことから「難治がん」の代表格とされる「膵がん」。しかし近年、画像診断技術の進化や治療法の開発により、早期発見できれば決して治らない病気ではなくなりつつある。湘南鎌倉総合病院「膵がんセンター」の山上裕機センター長に、早期診断の重要性や治療の取り組みについて聞いた。
日本人の部位別がん死亡原因の第3位となっている「膵がん」。山上センター長は「諦める必要はない。腫瘍が1cm以下の段階で見つけられれば、約80%が救命できる。粘膜にとどまる『ステージ0』なら完治も目指せる」と語る。
隠れた病変を見逃さない
背側の深い位置にある膵臓は、通常の腹部エコーではガスなどに遮られ発見が難しいとされる。
同センターでは、超音波内視鏡、PET─CT検査などで微小な異常やがんの前段階である「膵のう胞」などを診断。手術治療を中心に化学療法、陽子線治療、トモセラピー(腫瘍の形に合わせて放射線を照射)などを用いて、集学的な治療を提供する。
また、毎週火曜には内科、外科、放射線科、病理診断科が集まり合同カンファレンスを実施。患者一人一人に最適な治療法を検討するほか、手術前に抗がん剤治療を行う「術前化学療法」など、病院全体の総合力で生存率の向上を図っている。
「膵がんドック」で徹底チェック
家族に膵がん患者がいる、高度肥満、喫煙、糖尿病などが高リスクになる膵がん。同院では、不安を抱える人向けに自費検診「膵がんドック」を開設している。(費用/7万7000円税込)
検査結果を郵送のみで通知するのではなく、問診から結果説明まで専門医が対応する体制を整えているのが特徴だ。
「膵がんは『沈黙の病』だからこそ、ご自身の体を守るためのちょっとした意識や受診の一歩が何より大切です。早期診断から治療まで全力を尽くします」
湘南鎌倉総合病院
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鎌倉市岡本1370-1
TEL:0467-46-1717
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