3月27日、28日に愛知県春日井市で行われた第22回「全国高等学校剣道選抜大会」に神奈川県代表として出場した鎌倉学園が、48校中ベスト8に入った。また、大会優秀選手10人に、同校の貝塚泰紀さん(3年)が選ばれた。
昨年末の県代表選考会で宿敵桐蔭学園を倒し、初めて挑んだ同大会。ヤマ場は予選リーグの和歌山工業戦。同点で迎えた大将戦で、貝塚さんが緊迫した勝負を制し、決勝トーナメントでは大社高校(島根県)に圧勝。優勝した九州学院(熊本県)に準々決勝で敗れたものの初出場にして全国8強に名を連ねた。顧問の松原剛教諭(44)も「想像以上の結果。生徒たちはよくやった」と健闘を称えた。
躍進にも部員たちは、全国の強豪との力の差も感じている。「九州学院は強かった」と貝塚さん。「ベスト8は自信になったが、負けて悔しかった。県を突破し高校総体でリベンジを」と意気込む。主将の田崎新大さん(3年)は「全員で声を掛け合って切磋琢磨し、チーム力を高めていきたい」と部をまとめる。
高校総体県予選は5月から。部員20人が一丸となって、悲願の団体戦全国出場を目指す。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
台湾への募金箱設置4月19日 |
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |