東海岸寒川線 高田・鶴が台間が開通 3月末 小出県道の円滑化に期待
国道134号から市域中央部を通り、寒川町へ接続する「東海岸寒川線」の「高田ニュータウン入口交差点」付近から「鶴が台団地」付近までが3月末に開通する。同区間の開通により小出県道の交通の円滑化が期待される。
今回の開通で一中通りに繋がる国道一号線の交差点「幸町」からみずき地区までが繋がる。市の北部と南部の行き来がしやすくなり、香川や甘沼、みずきの住民にとっての利便性が向上。市北部から茅ヶ崎市立病院などへのアクセスが改善される見込みだ。
今回開通する区間は、昨年6月28日に着工した約541m。全線に渡って約3m幅の歩道が設けられ、車椅子でも通りやすいよう傾斜をゆるくするなどバリアフリー化も施されている。近隣には団地やマンションの他に、小・中学校も多いことから生活道路として利用されることが予想される。
市道路建設課によると、東海岸寒川線は1961年に都市計画が決定された後、2006年に事業認可を受けた道路。今後10年以内に、みずき地区から小出中央通りまでをつなぐ区間の整備に着手する予定になっており、時期は未定だが一中通りの拡張工事も計画されている。最終的に東海岸寒川線は、134号線・第一中学校入口交差点から寒川町小谷付近まで繋がる予定になっている。
同課は「地域の皆さんの協力があってこそ、開通できる道路です。開通したら、ルールを守って安全に利用してほしい」と話している。
同課では、昨年3月に効率的かつ効果的な道路整備を計画的に進めていくことを目的に、10年間の整備プログラムを策定。同プログラムは、市のホームページでも閲覧することができる。
道路整備に関する問合せは、同課【電話】0467・82・1111へ。
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