茅ヶ崎市が市内全域で運行しているコミュニティバスえぼし号の北部エリアのルートを見直し、予約型の乗合バスを導入する方針であることがこのほど分かった。市は現在、9月末までの導入に向けて、地元住民向けの説明会などを行っている。
茅ヶ崎市都市政策課によると、ルートを変更するのは「北部循環市立病院線」。特に利用者の少ない芹沢台田、堤八王子原方面のコースを廃止し、里山公園や市斎場を周回するコースの変更をする予定となっている。
また、このコース変更に伴い、小出地区に予約型の乗合バスを導入する。
小出地区は、路線バスやコミュニティバスが1日100本以上運行されているエリア。予約型乗合バスは、乗合所から運行エリア内にあるバス停や病院、公共施設まで送迎するサービスで、茅ヶ崎駅など市の中心部へ行く場合は、コミュニティバスや路線バスと組み合わせて利用することを想定している。
乗合バスは、北部の住宅街など道の狭い場所にも行けるようワンボックス車両を使用。約100mに1カ所の間隔で乗合所を設置し、運行エリアの小出地区内に120から130カ所の乗合所が置かれる予定だ。
利用するには、前日までの予約が必要で、「午前10時までに○○病院に行きたい」などと電話やインターネットで予約をすると、乗り継ぎなどを計算した上で、時間に合わせて最寄の乗合所まで迎えに来るという。
料金は利用しやすいよう現在100円で検討している。今年9月末の運行開始を目指して準備をしており、約1、2年間の実証実験の後、検証を行い本格運用していく事になっている。
問い合わせは同課【電話】0467・82・1111へ。
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