「かながわ健康プラン21 わが家の食卓コンクール」で県知事賞を受賞した 木村 美保さん 菱沼在住 44歳
料理への尽きない好奇心
○…普段の食卓にのぼる材料を使った創作メニュー「和風ソーセージ」が「かながわ健康プラン21 わが家の食卓コンクール」の最高賞を獲得した。「豚肉を鶏肉にだったり、マッシュルームをキノコ類に、ハーブを大葉に替える工夫で、家でも手軽に作れるソーセージです。すぐ出来るし、普段から家族に好評な料理だったのでこの受賞はとても嬉しいです」。コンクール前は試作で同じ料理ばかり作るので、嫌がられたというが、その分納得の結果を得ることが出来た。
○…小学生の頃から料理をしたりレシピを見るのが好きだったのは、料理人を目指していた父親が作ってくれたお菓子の影響が大きい。「小学校では料理クラブだったし、会社員時代には複数の料理教室に通っていました。気になるお店に行っての食べ歩きは今でも好きです。とにかく新しい料理を知ること、作ってみることが好きなんです」
○…食を通した健康づくりを目的とした地域の食生活改善推進団体「茅波会」に所属する。メンバー同士の定期的な勉強会や地域での料理教室など、食に関する様々な活動を行っている。「最初は会の方が講師を務めた料理教室に参加したんですが、そこで主婦の方々が講師になって地域の人に健康づくりの大切さを伝えている活動に感動しました。会に参加してみて実感しましたが、教わるより伝えることは難しいです」と苦笑いの表情を見せる。
○…現在は夫、娘2人との4人暮らし。会の活動に加え、ラチエン通りで男性向けの料理教室を行うなど料理漬けの日々を送る。「次の講習会の準備や新しいメニュー作りなど、料理のことを考えている時間が多いですね。でも家族の健康に役立つことなので、楽しんでいます」。将来は仕事を抜きにして料理を楽しんだり、そこに人が集まれるような場所作りにも興味を示す。食とそれにまつわる様々なことへの好奇心は未だ尽きることはない。
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