茅ヶ崎市はJR相模線北茅ヶ崎駅(市内茅ヶ崎)の駅舎橋上化や東口の新設などの可能性について、このほど調査結果をまとめた。2014年度の当初予算案に同駅周辺の道路整備などに関する新たな調査委託費として300万円を計上している。
市がJR東日本に委託して2012年度から進めていた調査の結果は、1月27日に実施された市議会全員協議会で報告されたもの。調査結果では、JRが管理している敷地に東口昇降口を設置する場合、市道に50cmほど出てしまうことが明らかになった。加えて橋上駅舎やバリアフリー対応のエレベーターを東西出口などに設置することで必要な工事費は総額で約15億円と算出された。
同駅の1日当たりの乗降客数は約5500人(2012年度)。円蔵や鶴が台など、駅北東側からの利用が多く、乗降する際は隣接する踏切を渡って西側の改札口へ行っているが、急いでいる人が閉まりかけの踏切を横断する姿も度々見かけられる。危険性の点からも東口を設けるための橋上駅舎化は市、JR双方の課題となっている。
2007年から橋上駅舎設置などの要望をJRに対して行ってきた市は「調査結果がまとまったということで、新設するのかしないのか、いつ頃を目途に実施するのか等は今後決めていく内容」と話す。まずは駅周辺の道路や駐輪場の整備に関する調査を実施する予定で、今年中には費用の総額などを算出していきたいとしている。
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