剣道道場剱聖館 初の県制覇で全国へ 村田七菜さんは2冠
寒川総合体育館で6月8日に行われた「第29回神奈川県道場少年剣道大会」で、茅ヶ崎市内で活動する剱聖館(亀井賢司代表)が小学生女子個人と団体戦で優勝し、7月に団体、10月に個人で全国大会へ出場を決めた。
県内から40チームが出場し争われた小学生団体戦。 剱聖館は初戦、先方が2本勝ちし、幸先の良いスタートを切った。しかし続く次鋒、中堅と落とし、後がなくなったが副将の稲岡辰将くん(11)が2本勝ちし大将の村田七菜さん(11)に繋いだ。大将戦は引き分けに終わり、2勝2敗1分けとなったが、本数差で上回り勝利した。その後も強豪ひしめく中、チーム一丸となり一進一退の接戦をものにし、見事同道場始まって以来初となる県大会優勝を果たした。
7月29日(火)に日本武道館で開催される全国大会に向け先鋒の村田朝陽くん(9)、次鋒の眞木優斗くん(10)、中堅の鈴木はなさん(10)、副将の稲岡辰将くん、大将の村田七菜さんは「優勝して絶対日本一になりたい」と自信をのぞかせた。
個人戦でも全国へ
団体戦の大将も務める村田七菜さんは、県内から小学生34人が参加した女子個人戦でも優勝。10月に宮崎県内で開催される「第32回全国道場少年剣道選手権大会」への出場権を獲得した。
村田さんは1回戦から決勝戦までの5試合で取られたのは2回戦目の1本のみ。
「一本取られて悔しくてすぐ取り返した」と振り返った。
決勝戦は延長戦にもつれ込んでの決着となり「体力勝負になったけど、勝ててうれしかった。次は日本一を目指す」と意気込みを語った。
また亀井代表は「目の前の1試合に集中し、練習の成果を出し切れば結果はついてくるはず」と話していた。
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