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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2014.08.01

藤稔(ふじみのり)今年も豊作
市内11農園で出荷始まる

  • 収穫準備を進める小西農園の小西さん(7月25日撮影)

 湘南を代表するブドウ「藤稔」が今年も収穫時期を迎える。藤稔はゴルフボール大の大粒で種が無く、糖度が高いのが特徴だ。藤沢で「人々に喜ばれるブドウ」をテーマに生成され、1985年に品種登録。その美味しさから湘南地域の人気品種となっており、リピーターも多いという。



 梨とブドウを育てている観光農園「小西農園」=茅ヶ崎市西久保800、【電話】0467・57・6429=では、雨よけ栽培で藤稔を育てている。「今年は収穫時期が例年より1週間程遅くなっています。実が大きく育つには朝晩の寒暖の差が必要になりますが、最近夜も暑い日が続いているのが理由です」と話すのは同園の小西利章さん(64)。



 同園では直売のほか宅配も行い、毎年北海道から沖縄まで日本全国から注文があるという。小西さんは「育ち自体は順調で実の大きさや色づき、糖度は例年通りで豊作となりそう。美味しく仕上がった藤稔を味わってもらいたい」と話した。



 現在、市内で藤稔を栽培する観光農園は11園。各農園では温室栽培、雨よけ栽培、露地栽培の順に収穫時期を迎える。8月上旬(小西園では8月中旬)から順次収穫が始まり、各農園の直売やもぎとりで、1kgあたり1500円程で購入することができる。

 

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