茅ヶ崎海岸に小広場の「ポケットパーク」が新設され、7月1日(水)にオープンすることがわかった。茅ヶ崎市が海岸利用者の交流や散策者の休憩場所として整備を進めているもので、新たな交流拠点の創出を目的としている。
ポケットパークが設けられる場所は、2014年2月に国有海浜地の無償譲与で茅ヶ崎市が得た土地4カ所のうち1カ所(南湖4丁目12988の107)で、同パークの面積は約20平方メートル。工事は今年2月6日から始まり、6月30日に終了を予定している。
市では2007年3月策定の「茅ヶ崎海岸グランドプラン」に基づき、茅ヶ崎海岸をより良い公共空間として活用しようと整備を進めている。今回のポケットパークは、同プランや地区計画などに沿って海岸の利便性向上のために新設される。
ポケットパークはコンクリートで整備された扇形。扇の弧の部分に5人掛け程度のベンチ2基が南向きに設置され、茅ヶ崎漁港から烏帽子岩や江ノ島方面まで海を見渡すことができる。ここにはシャワーや足洗い場などの公衆施設が併設され、その北側と東側には植栽が施される。ポケットパークについて担当の市農業水産課は「これまで海岸には小休憩できる場所がなかったので、今後この場がみなさんの憩いの場になれば」と話している。
なお、譲与された南湖6丁目12989の242には茅ヶ崎市漁業協同組合事務所が置かれている。他の2カ所(南湖4丁目12988の94と109)は同プランに基づいた公園・緑地の整備が計画されている。
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