10月7日に発足した第3次安倍改造内閣で、地元選出の河野太郎衆議院議員(52)=自由民主党、当選7回=が、国家公安委員長兼行政改革担当相に抜擢され、初の入閣を果たした。国家公務員制度担当、消費者及び食品安全担当、規制改革担当、防災担当も兼務する。
河野氏は本紙の取材に「安倍総理からは、突破力、発信力に期待すると言われている。河野太郎が大臣になったからこそ実現できたと言われるような仕事をやってまいります」と意欲を示した。
1996年に初当選した河野氏は、衆議院外務委員長や法務副大臣、総務大臣政務官などを歴任。党内では早くから無駄遣い撲滅プロジェクトに取り組み、昨年から行政改革推進本部長を務めていた。安倍晋三首相は記者会見で「体制に迎合することなく、常に改革を強く訴えてきた情熱の持ち主」と持ち上げた。
一方、原発再稼働を批判するなど、党内では歯に衣着せぬ物言いで知られる河野氏。記者会見で「政府内の議論に参加することができるようになったので言うべきところは言っていくが、政府の一員である以上、決まったことについては誠実に実行する」と述べた。
地元から期待の声
入閣が発表されると、十間坂の河野太郎事務所には大臣就任を祝う電話や鉢花の贈り物が相次いだ。
河野太郎茅ヶ崎後援会の倉澤条太会長(60)は「やっとスタートラインに立ったという思い。今までは外からものを言って来たが、これからは内閣の一員として発言に気を付けることも必要になるだろう。だが立場は変わっても、国民の考えに近い政治家としての本人の信念は変わらないと思う。政府の方針と国民の声の両方を把握しながら信念をもって改革に取り組んで、政治家として一回りも二回りも成長してもらいたい」と強い期待を寄せた。
|
<PR>
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>