松林中学校陸上部(剱持義昭顧問)3年の古屋凜太朗君と力石(ちからいし)暁君が、8月8日(月)から東京都で行われる関東大会「全日本中学校通信陸上競技関東大会」と、8月21日(日)から長野県で行われる全国大会「全日本中学陸上競技選手権」に出場する。
7月2日に三ツ沢で行われた「県選抜陸上大会」の初日、3000m予選に出場し、まず全国標準記録を突破したのは力石君。8分47秒17のタイムを出し「この記録が出ると思っていなかったので嬉しい。春の県選手権で良い成績を出せたのが自信になりこの日も思い切り戦えた」と話す。
翌3日に行われた1500m予選には力石君、古屋君がともに出場。古屋君は「前日に力石が3000mで全国を決めていたので、絶対に自分も、という思いがあった」と意気込み、力石君と予選同組で走った。このレース、混戦を抜け出したのは力石君。残り約400mでスパートをかけ、4分4秒91でトップ通過。古屋君は0秒70差(4分5秒61)の3位で続き、揃って全国標準を突破した。
力石君は「標準突破できたことよりも、ライバルの(古屋)凜太朗に勝てたのが嬉しい」と話し、古屋君は「思い切り走れた。それまで4分14秒だった自己ベストを9秒も更新できて驚いた」と振り返る。決勝では3000mで力石君、1500mで古屋君がそれぞれ優勝を果たし、8月21日から全国の舞台に挑む。
良きライバル同士「楽しんだ」県通信
また、7月16日と18日に平塚で行われた「通信陸上県大会」では、力石君が1500m、3000mともに優勝、古屋君が1500mで2位入賞を果たし、8月8日から行われる関東大会の舞台へ進む。
この大会を「楽しかった」と口を揃えて振り返る2人は、1500mの決勝で「この松林のユニフォームで、ワンツーフィニッシュを決めたい」と駆け抜け、見事宣言通りに決めて見せた。
2年生の冬、松林中駅伝チームの一員として全国の舞台を経験し成長を遂げた2人について、剱持顧問は「春に上級生が卒業してから約半年間、2人とも良く走り込み、自己管理もできるようになり本当に強くなった。気を抜かずに練習して、自信を持って当日を迎えて欲しい」と期待を寄せる。
8日からの関東の目標をそれぞれ「優勝を狙う」(力石君)、「表彰台を目指す」(古屋君)と掲げる2人。また21日からの全国へ向けては「どんなコンディションでも3000m、1500mともに入賞を目指す」(力石君)、「力石より努力して決勝に残りたい」(古屋君)と意気込んでいる。
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