茅ヶ崎公園庭球場(中海岸)の移設工事が最終段階に入り、新設のテニスコートは4月11日(火)からの供用開始が決定した。既存のコートは6月末まで利用貸出を継続し、7月から新たに整備する体験学習施設の建設工事に入る。
庭球場の移設工事は、海岸青少年会館と福祉会館を統合し「(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設」として建て直す整備計画の一環。海岸青少年会館と隣のオリーブ広場を解体して新コートを整備し、既存のコートの場所に体験学習施設と新しい広場を建設する。
新しい庭球場の面積は約2900平方メートル。旧庭球場(約3200平方メートル)に比べ縮小したが、コートの面数は以前と同じ4面を確保した。当初は面数を5面に増やす計画もあったが「周辺に植栽された松をできるだけ残すことなど環境保全の面や、コート間の距離を確保するなど利用者の安全に配慮し4面とした」(市担当課)という。設備面では近隣への配慮から周囲に防音壁や防音緑地帯を設け、スロープを設置するなどバリアフリーにも対応。雨水対策として地下に浸透貯留槽を整備した。北側に休憩所を兼ねた通路があり、雨や熱射病対策に藤棚を設置。また50台分の駐輪場も整備した。
コートの予約は市内の体育施設などに設置されている公共端末やインターネットからできるが、4月末までは旧コートのみ、5月から新コートのみに対応。4月中の新コートと5、6月の旧コートの予約については紙台帳を使用して管理するという。
新庭球場の開場式は4月9日(日)に開催。市テニス協会など関係者を招き、テープカットなどが行われる。
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