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インフル 県内ワースト 感染拡大に注意喚起

社会

掲載号:2018年1月19日号

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定点当たりのインフルエンザ報告数(1月1日〜7日)
定点当たりのインフルエンザ報告数(1月1日〜7日)

 毎冬全国的に流行するインフルエンザ。神奈川県でも注意報が発令されている中、茅ヶ崎市保健所管内で報告されている定点報告数が、2017年12月25日から18年1月7日の2週間にわたり、県内ワーストとなっている。

 発熱や悪寒、頭痛など風邪に似た症状を発症するが、高熱、関節痛や筋肉痛など全身症状を伴うインフルエンザ。感染力も高く、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者への感染をはじめ、重症化することも多い。

 神奈川県では、毎週県内346カ所の定点医療機関のインフルエンザ発生件数報告を集計している。定点報告数は、その週の報告数を報告医療機関数で割った値で、報告数が1以上で「流行開始」、10以上で「注意報」、30を超えると「警報」レベルに引き上げられる。今冬は、2017年11月20日から26日にかけて流行開始となり、昨シーズンとほぼ同時期、例年より1カ月ほど早い流行入りだった。

 茅ヶ崎市管内では、流行開始時点では他地域より定点報告数が低かったものの、12月7日に前週の「0・64」から「6」に急上昇。以降も上昇を続け、17年最後の週である12月25日から31日の定点数「23・73」で県内ワーストになった。医療機関が休みとなる年末年始を跨ぎ、今年第一週の定点数は「19・09」と減少したものの、厚木管内「14・00」、藤沢市管内「13・25」を大きく上回り、依然県内ワーストとなっている。

 今年の流行に関し、茅ヶ崎徳洲会病院の内科部長・曽根辰巳さんは「例年1月中旬以降から流行し始めるB型インフルエンザが、A型とともに昨年12月頃からすでに増加傾向にあった」と話す。B型は、A型に比べて高熱に至らないこともあり、「嘔吐や全身の倦怠感などの症状から、異なる病気と勘違いすることも少なくない」という。

 また今後も「冬休みが明け学校が始まることで、患者数は増加する可能性が高い」と懸念する。

 インフルエンザの感染予防には、「手洗い・うがいの他に、人混みの中ではマスクをつけることが効果的」とされ、感染の疑いがある際は「症状の悪化や感染拡大を防ぐためにも自分だけで判断せず、早めに医師に相談を」と話した。

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