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茅ヶ崎市地域医療センター 市中心部へ移転再整備 供用開始は来年4月予定

社会

掲載号:2018年1月26日号

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完成イメージ(上)と茅ヶ崎3丁目の建設地
完成イメージ(上)と茅ヶ崎3丁目の建設地

 茅ヶ崎市本村5丁目の「茅ヶ崎市地域医療センター」を市役所や消防署に近い茅ヶ崎3丁目へ移転し、複合施設として再整備する事業の本工事が1月15日から始まった。2019年1月完成、4月の供用開始を目指す。

 新施設の建設地はイオン茅ヶ崎中央店の北側にある市有地。隣接地には19年に茅ケ崎警察署の移転整備が予定されている。

 施設内には休日・夜間急患センターに加え、茅ヶ崎医師会、茅ヶ崎歯科医師会、茅ヶ崎寒川薬剤師会(以下「三師会」)の事務局や会議室、講堂などが設置される。地上2階建の現施設に対し、新施設は地上3階・塔屋1階建。敷地面積は約1・7倍の3307平方メートル、延床面積は約2・1倍の2768平方メートルになり、駐車場台数も15台から45台に増える。

 茅ヶ崎市立病院の向かいにある現在の施設は1981年に運用を開始。三師会の協力の下、日曜・祝日・年末年始の診療と、平日・土曜日の夜間診療を受け付けている。人口増などに伴い時間外救急のニーズが年々高まり、2011年に年間5588人だった利用者数は16年には9699人まで増加している。

 今回の再整備は利用者増加への対応に加えて、施設の老朽化、駐車場やバリアフリー対応の不足などを理由に計画された。2007年に協議会が立ち上がり、再整備に向けた検討を開始。市は15年7月にパブリックコメントを実施し、その結果を受けて9月に新施設整備の基本方針を策定、10月に三師会と基本合意書を交わした。なお現施設2階にあった保健センターは、17年10月に茅ヶ崎市保健所内に移った。

施工主は医師会

 再整備は、医師会が施工主となって建設工事を行い、完成後に市などが専有部分を買い取る手法が、市内の公共施設で初めて採用された。市は休日・夜間急患センター部分のみを所有するためコストが抑えられ、また市有地のため敷地取得費用や借地料が不要になるなどの利点がある。市は昨年12月の市議会定例会で一般会計補正予算に限度額6億5700万円の債務負担を計上した。茅ヶ崎医師会は「新しい施設と設備で患者のニーズに沿った医療が提供できるほか、災害時の医療救護拠点として迅速な対応も可能になる。より一層、医師会としての社会的責務を果たし、地域に貢献していきたい」と話している。

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