テコンドー茅ヶ崎道場(若松町)の平間章二朗さん(51)=浜之郷在住=と岡田嵐士(あらし)君(16)=若松町在住=が、8月26日までベラルーシで開催された国際大会「第13回ジュニア・第8回ベテランテコンドー選手権大会」で優勝を果たした。
テコンドーは「足技のボクシング」とも言われる、足技が豊富な武道。公式競技にはトゥルと呼ばれる「型」、マッソギと呼ばれる「組手」などがある。同大会は2年に1度開かれ、ロシアやアルゼンチンなど約60カ国のジュニア(14〜17歳)、ベテラン(40歳以上)の各国代表が出場した。
道場の副師範でもある平間さんは、「もっとテコンドーをメジャーにしたい」との思いで競技に取り組み、大会にはベテランのキャプテンとして初出場。「ゴールドクラス(50歳以上)3段トゥルの部」で初優勝した。道場の師範で、大会審判を務めた田部勝巳さん(52)=松浪在住=は、平間さんについて「5つの項目で評価されるトゥルで、特に『正確性』が秀でていた。地道に練習してきた成果だと思う」と評した。平間さんは「ベテラン男子マッソギマイナス66kg」でも3位の成績を残した。
鶴嶺高校2年の岡田君は、ジュニア男子のキャプテンを務めた。個人種目では結果が出ず、「前回大会の出場経験を活かし自信を持って挑んだが、世界のレベルの高さを痛感した」と振り返った。それでも5人チームで型の点数を競う「ジュニア男子団体トゥル」で力を出し切り、日本国際テコンドー協会史上初の快挙となる優勝を掴み取った。「ジュニアは今年で最後。誰よりも練習してシニアのカテゴリーでも国内や世界でメダルを取りたい」と次なる目標を語った。
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