10月7日(日)から13日(土)まで開催される「第3回夏季ユースオリンピック2018」のセーリング競技に、緑が浜在住の池田拓海君(17)が日本代表として出場する。9月26日、市役所で市長表敬訪問を行った。
ユースオリンピックは、国際オリンピック委員会が主催し、14〜18歳を対象に4年ごとに開催される国際大会。3回目の今回はアルゼンチンのブエノスアイレスで行われる。
セーリングは、風による揚力で水上を滑走する競技。池田君が出場する「TECHNO293Plus」は、全長293cmのウィンドサーフィンボードを使用するレースだ。
池田君は、「TECHNO293日本選手権」のU17を4連覇、2018年「TECHNO293Plus世界選手権」のU19で9位など、国内外問わず数々の大会で活躍し、日本セーリングの「若きエース」として、期待と注目を集める選手。今年2月にシンガポールで行われたアジア大陸予選大会で、日本選手トップの9位に入賞し、ユースオリンピックの出場権を獲得した。
3年前に市特別表彰を受賞して市長表敬訪問をした際、今後の目標に「ユースオリンピック日本代表」を掲げていた池田君。今回市役所を訪れ服部信明市長に「叶いました」と笑顔で報告すると、市長は「見事。自然相手の競技は大変だが、存分に頑張ってほしい」と激励した。
「大会楽しみたい」
池田君は物心つく前から海に親しんで育った。父のウィンドサーフィン姿に憧れ、10歳の時に初めて「風に乗って」以来、その魅力に取りつかれた。
現在、鎌倉高校3年生。多い時は2カ月に1度の頻度で出場する国内外の大会と、学業を両立させながら日々精進している。
「自然が身近な茅ヶ崎が大好き」と池田君。オフの日も「気が付いたら海に来ている」と笑う。「誰でも気軽に始められるのがマリンスポーツの魅力。自分の出場をきっかけに、セーリングへの関心を持つ人や、マリンスポーツ人口が増えてくれればうれしい。メダル獲得目指し、仕上げていきたい。大会を楽しみたい」と白い歯を見せた。
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