茅ヶ崎版 掲載号:2018年11月9日号
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茅ヶ崎市景観計画 初の全面改訂へ最終調整 「人」主体とする独自方針

社会

景観ゾーン、景観ベルト、景観拠点(市景観みどり課提供)
景観ゾーン、景観ベルト、景観拠点(市景観みどり課提供)
 茅ヶ崎市景観計画の全面改訂が、2008年の策定以来はじめて行われる。市景観みどり課は10月、7月から8月にかけ実施した市民向けパブリックコメントの結果を公表。来年1月の運用開始に向け、最終調整の段階に差し掛かっている。

 都市づくりの指針のひとつとなる景観計画は、2004年に施行された国の景観法をもとに、各自治体がまちの景観に関わる基準などをまとめるもの。市では08年に「茅ヶ崎市景観計画」の運用を開始。10カ年計画で進め、これまで4度の部分改訂を行ってきた。

 全面改訂は今回が初。市景観みどり課の松原宗佑さん(36)は「他地域も含め従来の計画は、建造物の高さ、外観や植栽など、形あるものの見た目の取り決めが中心だった。今回は社会変化などを反映し、景観から人が感じるイメージや魅力、価値観など『人』を主体とする独自の方針をとった」と説明する。

「茅ヶ崎らしさ」を定義

 今回の改訂案には「茅ヶ崎らしさ」についての項目を追加している。他部署と連携し、これまで市が行ってきたアンケートから統計を抽出。最終的に「思い立ったら、気軽に行けて、のんびりと過ごせる」「ほどよくなんでも近くにある」など『人とまちの距離がちょうどよい』ことが、地域としての茅ヶ崎の魅力にあると結論付け、計画の基本理念を「軽やかな気持ちで過ごせる 空間をつくる」と設定した。

 計画では地形的なまとまりなどをもとに市内を4つに区分け。北部丘陵地域景観ゾーン「自然と歴史から茅ヶ崎のはじまりを感じる」、中部地域景観ゾーン「生活のひと時に自然や歴史を感じる」、海岸地域景観ゾーン「海の空気と文化を感じる」、中心市街地景観ゾーン「市民の方も来訪者も集い、賑わう」に変更された。

 このほか、景観ポイントなど変更・追加が計画全体で行われており、これまで市民から寄せられた意見なども参考にされた。松原さんは「より良い茅ヶ崎を目指し、市民とともに作る計画を目指したい」と話した。

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