アストレアスポーツクラブ(海老名)に所属する柳島小学校3年の中谷ののかさんが12月2日、福島県で開催された「第26回イーストジャパントランポリンフェスタ」の個人競技小学校低学年クラス女子で優勝した。
若手選手の登竜門ともいわれ、東日本エリアから82人の選手が集った同大会。中谷さんが出場したクラスには19人がエントリーし、「前方1回宙返り」や「開脚とび」などを組み合わせた10種目の演技を2回行い、技の美しさや難度、跳ぶ高さなどの総合点で競った。
大和市で開かれた9月の大会では、ミスで演技が中断されてしまった。悔しさをバネに練習を重ね、同じ技を構成に組み込み今大会に臨んだ。「緊張したけれど、始まると集中できた」と振り返る。音成眞紀子代表は最高到達点3m80cmの中谷さんについて、「集中力とジャンプ力が持ち味。くじけず努力して結果を残してくれた」と話した。
夢は世界で活躍
誰とでもすぐに打ち解け、クラブのムードメーカーでもある中谷さん。2年前初めてトランポリンを経験し、「高く跳ぶといつもと違った景色が見える」と、すぐに夢中になった。現在は週3回茅ヶ崎からクラブまで通う。
父親の信さん(50)と母親の智子さん(41)は、「毎日夜遅くまで練習を頑張っていた成果が出てうれしい」と話した。中谷さんは、「優勝のお祝いは家族とお寿司屋さんで大好きなマグロを食べた」と笑顔を見せながら、「将来は有名な選手になって世界中をまわりたい」とさらなる飛躍を誓った。
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