神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2019年2月1日 エリアトップへ

ワールド・フォトグラフィック・カップ2019の日本代表に選ばれた 小林 鉄斎さん 赤羽根在勤 54歳

公開:2019年2月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

魅力引き出す一枚を

 ○…浜降祭の雄姿を携え挑んだ初のコンテスト。約30カ国が参加する世界最大規模の大会で、見事日本代表に選ばれるも入賞は果たせなかった。「世界の壁は厚かった」と悔やみつつも、どことなく晴れやか。「周囲の支えを改めて感じられた。本当にありがたかった」

 ○…東京都月島出身。名は画家の富岡鉄斎由来で「覚えてもらえるように」と父たちの想いが込められている。実家の仕出し料理店を継ぐつもりでいたが、ロマンチストの父から託されたのは「何かで大成したい」という夢。カナダで外食産業を学びレストラン経営、時にはイベント運営会社で婚活パーティーブームの火付け役にもなった。40歳目前、息子に誇れる仕事がしたいと一念発起。スポーツ写真の巨匠として知られる水谷章人氏に師事し、水谷塾に入塾。師匠らの勧めを受け、2012年、市内赤羽根に個人事務所を開設した。

 ○…相棒はニコンのD800、D750。カメラマンとして大事にしているのは「熱意」。撮影のない日もパソコンで編集作業。時には“閃き”が訪れ、1年以上前の作品に手を加えることも。「写真には答えがない。日々研究」とにっこり。そんな父の背中を見てか、大学生の息子も最近写真に興味を持ち始めた。「写真のうまい人はモテますから」と茶化しつつ、「いい写真を撮るにはその魅力を引き出すため、被写体に惚れ込まないといけない」と力強く語る。

 ○…妻の実家のある茅ヶ崎に越して17年。「コンテストを機に、新たな人のつながりが生まれた。なにより茅ヶ崎の人が喜んでくれたことが一番うれしい」とほほ笑む。モットーは七転び八起き。以前行った「茅ヶ崎の百人展」の第2弾も企画中だ。「まだまだ撮りたいものがたくさん」と少年のように瞳を煌めかせた。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月19日

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

大岡越前縁の寺で祭

【Web限定記事】

大岡越前縁の寺で祭 文化茅ヶ崎市

4月20日 「浄見寺まつり」

4月16日~4月20日

茅ヶ崎版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook