「市民ふれあいプラザお笑いライブ」に出演する元お笑い芸人の市職員 岸本 武也さん 共恵在住 37歳
生涯一お笑い芸人
○…元お笑い芸人という異色の経歴を持つ市役所職員。プロの肩書を辞してもアマチュアで活動を続け、東日本で初となる市役所開催お笑いライブを企画した。「笑いで茅ヶ崎を盛り上げたい」
○…愛知県のトマト農家出身。引っ込み思案な性格だったというが、高校生になるとお笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」のキレのあるツッコミにあこがれ、ビデオテープが擦り切れるまで見た。「思えばそれが芸人を目指した原点」。初めて舞台に立ったのは静岡大学農学部卒業後、農林事務所に勤めていたとき。浜松のライブハウスで、なかなかネタがうけない中でも、笑ってくれる人もいた。「あこがれていたお笑い芸人に近づいた」と実感した瞬間だった。その後、決起し芸能事務所に所属。デビュー後約1年で頭角を現し、「エンタの神様」などのお笑い番組への出演を果たした。しかしその後、お笑いブームが下火に。生活の安定を求めて転職した。
○…塾講師などを経て2016年から茅ヶ崎市役所に勤務。お笑いから一切離れていたあるとき、浜松のアマ時代の仲間や昔馴染みのライブハウスから相次いで声が掛かり、その準備として綱島で行われた小規模ライブに出演。4年ぶりに立ったステージではブランクはあったものの、「やっぱりお笑いが好き」と再確認。公務員として働きながらアマチュアとしてのお笑い活動を再開した。
○…農業協同組合(JA)をもじった「Jaa(じゃー)たけや」が芸名。身の回りの「気まずさ」や「もどかしさ」を笑いに変える芸風。ごはんソムリエの資格を活かした農業ネタも得意とする。2月13日のライブに向けて”茅ヶ崎ネタ”作りにも余念がない。「公務員としての職務を疎かにせず、自分のできることを。また新しい笑いを生み出していきたい」
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