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茅ヶ崎・寒川 トップニュース政治

公開日:2019.04.26

市議選
水島誠司氏がトップ当選
元職2人復帰、新人は5人

  • トップ当選を祝う水島陣営、写真右上が水島氏

 4年に1度の茅ヶ崎市議会議員選挙(定数28)が4月21日に投開票され、現職21人、元職2人、新人5人が当選した。投票率は、4年前の46・38%を6・45ポイント下回る39・93%だった。

◆◆◆

 市議選には現職22、元職2、新人11人の計35人が出馬。現職は花田慎氏(58)=南湖=を除く21人が再選し、元職の長谷川由美氏(49)=幸町=と早川仁美氏(55)=赤羽根=が返り咲いた。新人は、藤本恵祐氏(57)=堤=、阿部英光氏(50)=富士見町=、木山耕治氏(37)=浜竹=、金田俊信氏(57)=今宿=、杉本啓子氏(59)=常盤町=が当選を果たした。

 4806票を集め、トップ当選を果たしたのは現職の水島誠司氏(42)=高田。選挙事務所で午後11時15分、必勝だるまに目入れした水島氏は「公約を果たせるようしっかりと取り組み、さまざまな提案もしていく。特に、市の財政が厳しいので、ずっと訴えてきた行財政改革に佐藤光市長とともに取り組んでいきたい」と4期目への抱負を語った。

女性議員の割合は32%藤沢、平塚を大きく上回る

 自民党公認でトップ当選の水島氏に続き、上位には現職の名前が並んだ。今回は立憲民主党として立候補した小磯妙子氏(67)=鶴が台=が前回より1200票ほど伸ばし、無所属の伊藤素明氏(61)=浜之郷=、藤村優佳理氏(48)=香川=、岡崎進氏(55)=菱沼海岸=が続いた。

 改選により女性議員は前回の8人から9人に増え、女性の割合は32%に。隣の藤沢市(16%)や平塚市(15%)を大きく上回った。当選者の中で最年少は木山氏の37歳、最年長は小島勝己氏の74歳=萩園。加藤大嗣氏(55)=東海岸北=と柾木太郎氏(58)=東海岸北=が最多の7選を果たした。当選者28人の公認政党別で見ると、自民党4人、公明党4人、立憲民主党2人、共産党2人、無所属での出馬が16人だった。

 1週間に渡り、市内各地で繰り広げられた選挙戦。中学校給食導入や小児医療費を中学3年生まで無償化といった子育て政策、高齢者や障がい者の地域包括支援、債務残高(借金)1000億円を超える現状を踏まえた行財政改革などの公約が多く聞かれた。

 選挙当日の有権者数は、20万168人(男9万6914人・女10万3254人)。

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