茅ヶ崎・湘南に関わる音楽文化をまとめた書籍『ぼくらの茅ヶ崎物語〜日本のポップス創世紀 茅ヶ崎サウンド・ヒストリー〜』が、7月30日に出版された。企画・編集は湘南ロックンロールセンターAGAIN(SRCA)。
『ぼくらの茅ヶ崎物語』は、茅ヶ崎出身の俳優で歌手の加山雄三さんが誕生した1937年から、同じく茅ヶ崎出身の桑田佳祐さんがボーカルを務めるサザンオールスターズが紅白歌合戦に初出場した1979年までの茅ヶ崎にまつわる音楽文化を研究し、223ページにわたりまとめたもの。加山さんのプロデューサーを長年担当した新田和長さんや、ザ・ワイルドワンズの島英二さんらのインタビュー記事なども掲載されている。
企画したSRCAは元々、音楽プロモーターの宮治淳一さん(63)が市内で運営するカフェ「ブランディン」に集まり、音楽談義に花を咲かせていた音楽ファンだ。2018年、サザン40周年とカフェ20周年を祝い、宮治さんがかつて桑田さんと立ち上げたロックイベントサークル「湘南ロックンロールセンター」を復活させたいと、湘南サウンド研究とイベント開催団体として発足。周年イベントを開催した際に、映画『茅ヶ崎物語』のファンブックとして配布した同人誌『ぼくらの茅ヶ崎物語』を見た業界関係者から声がかかり、再編集の上、正式な書籍として出版するに至った。
発行は(株)シンコーミュージック・エンタテイメント。定価1800円(税別)。全国の書店やAmazonなどで販売されている。
藤沢で記念イベント
出版を記念して8月23日(金)、タワーレコード藤沢店でサイン会とインストアイベントが開催される。午後6時30分から。観覧無料。イベント、書籍への問い合わせはSRCA【電話】050・5539・1263へ。
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