消費増税対策として10月からスタートする「プレミアム付商品券」の準備が、茅ヶ崎市内で着々と進んでいる。
来月の消費税10％への引き上げに合わせ、地域の消費を下支えすることを目的に国の補助金事業として各地で発行される商品券。今回は住民税非課税者と３歳半未満の子どもがいる世帯が対象となり、市内の該当者は18％。非課税者には市から申請書が７月下旬に発送され、申請書が不要な子育て世帯には９月20日頃から購入引換券が順次届く。商品券の販売と利用は10月１日（火）から。１セット額面５０００円分が４０００円で販売され、１人最大５セットまで購入できる。
予算規模は前回の１・７倍
４年前、「地方創生」を目的に発行されたプレミアム付商品券は誰でも買うことができたが、枚数は限定的。しかし今回は、対象が住民税非課税者と３歳半未満の子どもがいる家庭に絞られるものの、対象者であれば誰でも最大５セットまで購入することができる。
予算規模で見れば前回の１・７倍。商品券事業を担う市産業振興課は「生活必需品から贅沢品まで幅広い商品やサービスが対象となるので、上手に使ってもらえれば」と話す。
市内約800店舗利用が可能
４０００円で５０００円分、２万円で２万５０００円分と、25％のプレミアムが付く商品券。市内で利用できる店舗は約８００店にのぼり、ラスカやイトーヨーカドーといった大型商業施設や商店街、個人店などさまざまだ。商品券を使用できる店舗にはポスターやステッカーも貼り出されるほか、茅ヶ崎市プレミアム付商品券の専用ホームページで参加店舗を確認することができる。
商品券購入は市内の郵便局17カ所で10月１日から来年２月末まで、商品券利用は10月から来年３月末まで。（問）商品券コールセンター【電話】０５７０・０１７・３３３（申請方法・購入引換券について）／【電話】０５０・３８１５・４８２４（使用可能店舗・商品券について）
店舗に掲示されるポスター
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