戻る

茅ヶ崎・寒川 トップニュース教育

公開日:2021.09.03

市立小中学校
午前中で授業切り上げ
部活動も原則休止

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、夏休み明けの小・中学校の教育活動等をめぐり茅ヶ崎市は8月26日、8月31日から9月3日(金)までは昼までの短縮日課とすると発表した。6日(月)以降は、通常通りの日課に戻す予定だが、感染状況に応じて変更の可能性もあるとする。                -8月31日起稿-



 新型コロナの感染状況が第5波と言われる拡大傾向のなか、今まで比較的感染の少なかった児童・生徒の年齢層においても広がっている。



 茅ヶ崎市では、市立小・中学校の夏休み明け初日の8月31日から9月3日(金)を、昼までの短縮日課とすることを決めた。感染対策を一層強化して教育活動を行う他、食事指導など児童・生徒の行動指導に丁寧に取り組むとしている。



 昼食については、31日は小・中学校ともに給食・弁当なし。1日から3日は小学校は給食あり、中学校は定期テスト等の状況により各学校で判断し、「給食を食べずに帰宅させたい」等の申し出が保護者からあった場合、対応するとした。



 小学生対象の放課後児童クラブは、1日から3日の間、原則午後1時からの受け入れを決めた。



 中学校の部活動は、5日(日)まで原則休止。ただし、大会等の参加がある場合、保護者の理解を得ながら認める場合あり。



 これらは8月23日から本格的に検討を開始し、26日に決定。同日夕方、一斉メールを通じ保護者へ伝えられた。



修学旅行は「延期」



 9月から10月に実施予定だった小・中学校の修学旅行は次の通り中止または延期される。



 小学校は9月10日(金)〜23日(木)に予定していた日光方面への修学旅行は中止。別日程での代替行事を小学校長会で検討。



 中学校は11校を来年2月に延期。その他の2校は、市内と旅行先の今後の感染状況を踏まえ改めて判断する。



「学びの継続」大切



 市教育委員会へは、「休校にしてほしい」「休校はしないで」「なぜ給食を出すのか」等、相当数の意見が寄せられているという。市教委では、「事態が長期化する可能性も考え、できる限りの感染対策をした上で学びを継続させることが大切」とし、給食は「貧困家庭にとってのセーフティーネットとなっている部分があり必要」との考えを示した。



 6日以降は通常日課に戻す予定だが、「学校等への聞き取りや国の方針などを照らし合わせながら、市内の感染状況により再検討したい」と話している。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS