茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2022.10.21
避難所運営の課題探る
海岸地区で合同防災訓練
13の自治会などで構成する海岸地区まちぢから協議会(林正明会長)は10月15日、東海岸小学校で合同防災訓練を実施した。コロナ禍で3年ぶりの開催となり、地域住民約50人が参加。大規模な地震が発生したことを想定し、校門の開錠から施設外観の応急危険度判定、避難所を開設して避難者を受け入れるまでの手順や必要な人員と資機材を確認した。
避難者の誘導では、屋外に設置した1次受付で発熱している人や体調不良者がいないかをチェック。2次受付で避難者の属性を考慮して滞在場所を割り振った。体育館には210cm四方のパーテーション28基を並べ、その周囲にブルーシートを敷いて区分けした。
自宅が全壊し、夫とひきこもりの子どもと自家用車で避難してきたという設定の女性は「家族で車中避難をするので体育館には入らないが、食事を提供してほしい」と訴えた。受付役の参加者たちから「車で来た人にどう対応するか」「避難者の振り分けでさまざまな状況を判断するのが難しい」などと声があった。
避難所の開設・運営訓練は、市内の地区防災訓練で初の試みという。この日は佐藤光市長が見学に訪れた。同協議会防災安全部会の山田秀砂会長は「訓練で気づいたことを再構築し、避難所運営マニュアルの改定に反映させていく」と話した。
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