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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2023.10.20

新生児家庭に2万円ギフト
10月下旬から案内状送付

  • 事業をPRするチラシを手にする市職員

 茅ヶ崎市は、今年4月1日以降に子どもが生まれた家庭に2万円分のカタログギフトを贈る「ファーストプレゼント事業」を開始した。市が8月に策定した「こどまちプロジェクト」の一環で、市担当課は「社会全体で子育てを応援する機運を醸成したい」と話す。

 対象となるのは、今年4月1日以降に子どもが生まれた茅ヶ崎市在住の家庭。第1弾として、9月30日までに誕生した子どもがいる家庭には、10月下旬頃からIDとパスワードが記載された案内状が送付される。

 案内状が届いた家庭では、記載された専用のウェブサイトに入ると、商品が注文できる仕組みで、菓子、米、コーヒーなど茅ヶ崎ゆかりの商品のほか、スタイ、タオルガーゼ、ドレスオールなどのベビー服類、出張清掃や宅配クリーニングなどの家事・育児サービス、離乳食やレトルト食品、知育玩具や絵本類、おむつ、また家電なども掲載されている。

 10月以降に子どもが生まれた家庭には、出産後2カ月をめどに案内状が送付されるという。市は今年度の出生数を昨年度と同様の約1500件を想定しており、予算として約4360万円を確保している(次年度支払い分なども含む)。

 同事業は、市が8月に子どもに関わる施策を迅速かつ効果的に実施するために策定した「こどまちプロジェクト」のうち、目的【1】の「子を安心して産むことができる」に位置付けられた事業。費用の一部には「子ども未来応援基金」の財源を充てる。

 また事業を通して、子育て関連情報等をウェブマガジンで配信したり、公共施設と公共交通機関などでプロモーション活動を実施するという。

 市こども政策課では「ただモノを贈ることが目的ではなく、事業を通して地域とのつながりを作り、孤立して子育てをする人がなくなるようにしたい」としている。

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