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茅ヶ崎・寒川版 公開:2025年1月1日 エリアトップへ

意見広告・議会報告

企画/自民党神奈川県第十五選挙区支部 新春対談  衆議院議員 河野 太郎×県議会議員桝晴太郎

公開:2025年1月1日

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新春対談 

桝 あけましておめでとうございます。

河野 今年もよろしくお願いします。

桝 代議士は、毎年、正月の世界経済フォーラムのダボス会議に参加されていますね。

河野 今年は、自民党の選挙対策委員長代理の仕事もあるので未定ですが、各国の首脳や閣僚が大勢参加するので、意見交換にはもってこいの場所です。ただ、小さい村なので交通渋滞はひどくなるし、ダボス価格といわれるようにホテル代をはじめ物価がこの期間は何倍にも跳ね上がります。

桝 こういう会議はすべて英語ですか。

河野 英語です。最近はフランス人も英語でガンガン議論しています。(笑)

桝 トランプ大統領も出席すると、ガンガン議論に参加するのですか。

河野 トランプ大統領はじめ各国のリーダーは会場で演説した後、個別に各国の首脳と会合をセットしています。

桝 代議士は?

河野 毎年、いくつかのセッションのパネリストを務めて、各国の閣僚や企業のCEOと食事やお茶しながら意見交換します。最近、トニー・ブレア元英国首相など本当に内輪のメンバーだけの夕食会に誘われるようになって、かなり本音を聞けて面白いです。

桝 ウクライナだけでなく、中東、台湾や南シナ海など、国際情勢が流動化する昨今だからこそ、代議士には、外務大臣、防衛大臣の経験を活かして、日本の代表として対外発信を続けていただきたいと思います。また、昨年から、自民党の総務に就任されましたが、総務とはどんな仕事でしょうか。

河野 自民党が党としての意思決定をする場が総務会です。企業でいえば経営会議とか取締役会ですね。その総務会のメンバーが総務と呼ばれ、南関東とか北海道、九州といったブロックの代表で選ばれる議員と総裁が指名する議員がいて、私は石破総裁の指名で総務に就任しました。

桝 さて、今年は、デジタル化の一環で、自分の名前にふりがなを振るようになると聞きました。

河野 私がデジタル大臣だった時に、マイナンバー法の改正を行い、今年5月から施行されることになっています。これまでは名前にふりがながなかったので、私の名前も「カワノタロウ」か「コウノタロウ」か、コンピューターにはわかりませんでした。銀行の口座名はカタカナですから、国から給付するときも確認が大変です。茅ヶ崎市が皆さんに確認しながら、お名前にふりがなを振っていくことになります。

桝 茅ヶ崎市では、昨年一年間、行政でのデジタル化がずいぶん進みました。

河野 佐藤市長とのコラボで、茅ヶ崎市では昨年、市役所に「書かないワンストップ窓口」が導入されました。また、救急車内でのマイナ保険証を読み取って、かかりつけ医や飲んでいる薬を確認する実証実験も行なわれました。

桝 一部の医療機関ではオンライン診療も始まり、薬をもらうためだけに定期的に診察を受けに出かけていく必要が無くなりましたし、マイナ保険証で受診すると、高額療養費の上限に達していることが窓口でわかるので、自己負担がなくなるのは便利です。各地で始まっている小児医療費の無償化や、高齢者や難病の医療支援等の受給証や診察券とマイナ保険証を一体化する取り組みを茅ヶ崎でも早く始めたいですね。

河野 あらゆる行政手続きを自分のスマホ一つで60秒で終わらせることをデジタル庁は目指しています。昨年の夏から出生届のオンライン提出が可能となりました。生まれてから入学、就職、結婚、出産、相続まで、人生のあらゆる出来事での手続きをスマホでできるように準備しています。

桝 昨年は、元日に能登地震が起きましたが、地震で避難した人が、マイナ保険証でふだん飲んでいる薬の名前を確認することができたという報道がありました。デジタル化は災害時に役に立つものですね。

河野 自分の飲んでいる薬の名前や用量を覚えている人は意外と少ないものです。珠洲市では、食料を受け取っている人や入浴支援を受けている人を把握しながら被災者データベースを作成し、避難所にいる人、自宅にいる人、市外に避難している人を確認していまし

た。デジタル庁では、カードリーダーを充分用意して、次の災害ではもっとスムーズに対応できるように準備をしています。今回の反省は、有事に役立てるためには平時にしっかり準備しておかなければならないということでした。

桝 有事といえば、茅ヶ崎市でもコロナの感染が増えているようです。65歳以上や基礎疾患のある方へのワクチン接種が呼びかけられていますが、ワクチンの安全性に対する根拠のないデマを拡げているSNS等が見られます。

河野 ワクチンの安全性は、数多くの被験者を集め、ワクチンをうつグループとプラセボ(偽薬)をうつグループに無作為に分けます。こうすれば二つのグループの違いは、「ワクチンをうったかどうか」だけになり、その二つのグループの死亡率に差が出れば、それはワクチンによるものということになります。しかし、新型コロナワクチンではワクチンとプラセボの間に差はなく、安全性が確認されています。

桝 科学的に安全性が証明されているのにワクチン接種者がたくさん死んだなどという人がいます。

河野 日本では年間に約34,000人が心臓突然死で亡くなっているという研究があり、平均すると15分に一人が心臓突然死で亡くなっていることになります。日本では新型コロナワクチンの接種率が全体で80%、65歳以上の高齢者に限れば93%に達しました。これだけ多くの人がワクチンを接種していますので、ワクチン接種の直後に突然死が起きることも確率的にはあり得ます。しかし、それはワクチンで亡くなったということとは違います。厚生労働省も「治験の結果においてワクチン接種との因果関係が認められるデータはない」としています。

桝 SNSは便利なツールですが、デマやフェイクニュースも流れてきます。そうしたことにも気をつけながら、使わなければいけませんね。

河野 AIも非常に便利な道具になりましたが、やっぱり使い方によっては有害にもなります。でも、だからといって背を向けるのではなく、安全に使いこなしていくことが必要です。

桝 今年はAIをもっと使いこなせるよう頑張っていこうと思います。

新春対談 -画像2

自民党神奈川県第十五選挙区支部

茅ヶ崎市十間坂1-2-3ツユキビル2F

TEL:0467-86-2001

https://www.taro.org

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