寒川町出身で、プロバスケットボールB1リーグ・ファイティングイーグルス名古屋で活躍する佐土原遼選手(25)が、6月6日に寒川町役場を表敬訪問した。今年2月にはアジアカップ予選に出場するバスケットボール男子日本代表の直前合宿参加メンバーにも選出されるなど、その実力に注目が集まっている。「バスケを通して寒川町で社会貢献がしたい」と、地元への思いを語った。
今回が初の表敬訪問となった佐土原選手。自身がバスケを始めたきっかけや寒川町への思いを話し、「オフシーズンには町の学校を訪問し、子どもたちとの交流ができれば」と今後の地域貢献への意欲を示した。木村俊雄町長は「これからも頑張ってほしい」とエールを送り、「寒川町をぜひ一緒に盛り上げてもらえたら」と話した。
寒川から世界へ
佐土原選手は両親の影響で小3の時に旭ミニバスでバスケを始めた。東海大学時代は、全国大会常連の名門校出身選手が揃う中、主力として活躍し、全日本大学バスケットボール選手権で優秀選手賞に輝いた。大学在学中の2020年に、特別指定選手として広島ドラゴンフライズに加入。23―24シーズンにファイティングイーグルス名古屋へと移籍した。
現在のポジションはスモールフォワード・パワーフォワード。「フィジカルの強さを生かしたプレーと、攻守のどちらもこなせるオールラウンダーであることが強み」と話す。
今シーズン(24―25)は平均得点数12・8点を記録。3月5日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、キャリアハイとなる1試合28得点をマークするなど活躍を見せた。
現在の目標は今年8月にサウジアラビアで開催される「FIBAアジアカップ2025」に出場する日本代表の登録メンバー入り。「選ばれるのは決して簡単ではない」というが、「試合に出場し、自身の強みを生かしてチームに貢献できたら」と意気込んだ。
![]() 木村町長(右)と佐土原選手
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