寒川町倉見のストリートスポーツ施設「THE PARK」を拠点に活動するプロBMX フラットランド選手の内野洋平さん(42)とプロスケートボーダーの白井空良さん(23)が6月に開催された各競技の国際大会で優勝を果たした。内野選手は「最高の試合だった」と話し、白井選手は「自分を見つめなおすきっかけになった」と振り返った。
内野選手
内野選手は6月21日、22日に京セラドーム大阪で開催されたアクションスポーツの国際競技大会「Xゲームズ」BMX フラットランドに出場した。この競技は平らな地面の上で、自転車を巧みに操り、アクロバティックな技を披露するもの。
大会序盤はライバルたちの様子を見ながら、体力を温存していた内野選手。作戦が功を奏して、決勝では圧巻の演技を披露し優勝を果たした。
これまで世界タイトルを何度も獲得してきた内野選手だが「40代になってからの優勝は初めてで、最高の気持ち。これからも競技の魅力を発信していけたら」と笑顔を見せた。
また同大会では、内野選手と同じBMX フラットランドで同パークを拠点に活動する片桐悠選手が3位に入ったほか、茅ヶ崎市出身の猪俣湊哉選手が、男子スケートボード バート ベストトリックの部で3位に輝いた。
白井選手
昨年のパリ五輪スケートボード男子ストリートで、4位に入った白井選手。6月15日にイタリア・ローマで開催された「WSTワールドカップ・ローマストリート2025」に出場した。
今大会から新たなルールが導入され、合計得点に占めるラン(コース全体を自由に滑り、さまざまなトリックや技を連続して披露すること)の比重が増えるなど、採点方法に変化があった。
そうしたなかでの優勝に「勝ち切れてよかった」と振り返る。一方で「ルールが変わって初めての大会で、自分の課題を見つけられた。28年のLA五輪に向け、日々練習を積み重ねていけたら」と語った。
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