茅ヶ崎・寒川 スポーツトップニュース
公開日:2025.11.28
BMⅩ女子畠山紗英選手
アジア・国内王者に
木村町長に優勝報告
女子BMⅩレーシングのパリ五輪日本代表である畠山紗英選手(26)が、11月に開催された主要大会での優勝報告のため20日、地元・寒川町の町長らを表敬訪問した。2028年開催のロサンゼルス五輪に向けて「2026年のアジア選手権が大きなポイント」と、今後のビジョンと決意を語った。
畠山選手は、11月1日、2日の「アジアBMXレーシング選手権」(愛知県名古屋市)と、15日、16日の「2025 JBMXF大東建託シリーズ第10戦 茨城大会」(茨城県ひたちなか市)の両方で優勝を果たした。
アジア各国のトップライダーが集結した選手権では、予選から安定した走りで決勝に進出。スタートから持ち前の加速力で先行し、ライバルを寄せ付けないレース運びで優勝。エリートカテゴリー(23歳以上のトップライダーが参加する、競技の最高峰となるクラス)で、2年ぶりにアジアチャンピオンの座を獲得した。
続く国内シリーズ戦では、初戦でスタートに失敗し2着となったものの、その後の2レースで挽回し逆転優勝。この勝利により、今期シリーズ5勝を挙げ、年間チャンピオンの栄冠を手にした。
ロス五輪視野に
表敬訪問では、2つの大会を様子を町長に伝えた畠山選手。「どちらも日本での開催となり、特別な大会だった。ファンの人たちにみてもらえて、優勝できてうれしい」と大会を振り返った。また本番での実力の発揮の仕方を問われると、「どんなに小さなレースでも、『勝たなければならない』という緊張感は常にある」と語った。
木村町長は「このような結果は本当に素晴らしいこと。これからも町の子どもたちに夢を与えてほしい」とエールを送った。
今シーズンを終え、すでに2028年ロサンゼルス五輪も視野に練習に打ち込む畠山選手。来年以降は出場権を獲得するための争いが本格化するといい、「海外でのレースが増えていく。日本、アジアでの活躍を足掛かりに、さらに世界で通用する力をつけていきたい」と意気込んだ。特に、来年開催されるアジア選手権を重要なステップと位置づけ、世界での活躍を見据えているという。
ピックアップ
意見広告・議会報告
茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











