茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2026.04.10
東日本大震災15年、陸前高田の今 茅ヶ崎・陸前高田2拠点活動の防災士・古島真子さんが寄稿
2011年6月からボランティアとして岩手県陸前高田市へ通い始め、陸前高田の街を見続けてきた防災士の古島真子さんが現地の今を伝えてくれました。
3月下旬、東日本大震災以降ずっと通い続けている陸前高田市に久々にゆっくり滞在していました。通い始めて15年。今は特にボランティアをするわけでもなく、ただただ高田の友人たちと楽しく過ごしているだけですが、とても幸せです。今回は、開花し始めた桜を巡ったり、広田湾の三陸ワカメの収穫のお手伝いをしたり。着実に、春が近づいていると感じます。美しい自然、おいしい食べ物、温かい人たち。これが、私が15年間この土地に通い続けている理由です。
被災地訪れ津波防災知るべき
一方で、何度来ても「異様だな」と感じるのは震災遺構や、そびえ立つ12.5mのコンクリートの防潮堤。すぐそばにきれいな海があるのに見えなくて遠く感じる。湘南との大きな違いです。湘南に住む私たちはもちろん、陸前高田でも震災を経験していない子どもたちが多くなり、その子たちにどう伝え続けていくか、そして、2度と被害を生まないためにどう防災力を高めていくかが課題となっています。
また、漁業やリンゴをはじめとする地域産業の担い手不足への不安感や隣市の大船渡市では昨年発生した大規模林野火災への対応も引き続き行われています。なかなか報道されないこうした現状についても寄り添って注視していきたいです。
海のそばで暮らす私たちは、絶対に津波防災を知るべきです。さまざまな学び方がありますが、やはり3.11での被災地に足を運び、何が起こったのか、どうしたら防げたのか、自分の目で見て感じ考えることは大切なプロセスです。津波を後世に伝えていくため、陸前高田には津波伝承館(無料)や街中にも震災遺構が複数残されています。
課題とされてきた高田市内の宿泊施設の少なさについては、今年の夏にチェーンのホテルがオープンし、滞在しやすくなると期待されています。もし、陸前高田へお越しになる際は、おいしいお店はもちろん、おすすめのスポットなども紹介しますので、ぜひ声をかけてくださいね。
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