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寒川 社会

公開日:2020.03.06

今月閉店
「アグ」は祖母の名前です

  • 手書きの値札が目立つ店内

 寒川駅近くの激安洋品店「アグ」が3月に48年の歴史に幕を下ろすことになった。閉店のチラシを出した後はSNS等でも「アグの服を着て育った」「ずっとあるものと思っていた」「もっと大事にしておけば良かった、油断していた」など惜しむ声が相次いでいる。創業者の奥村孝社長(74)によると、店の跡継ぎがいないため、閉店を決めたという。

 店名は祖母の「アグ」さん(故人)が由来。アグさんは横浜で洋品店を営み商才に長け、厳しい人だったらしい。創業から数年で茅ヶ崎市鶴嶺にも店を出した。平成2年には火災に見舞われたが近隣に助けられて復活。客の声に応えるうちに品数が増え、菓子も並んだ。

 この日買い物に来ていた女性(71)は平塚市から訪れ防災頭巾を購入。「閉店はさみしいね、昭和の店という感じだった」。今後は在庫が売り切れ次第閉店し、その後はファッションストアミヤマ(千葉)になる予定。奥村さんは「感謝の一言に尽きます。どう売れるか分からない仕入れの面白さもあった。楽しませてもらいましたよ」と振り返った。

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