小谷地区で活動するシルバー団体「小谷パールクラブ」が３月19日、小谷小学校の卒業生86人全員にスイートピーの花束を贈った。数年前から行われている取り組み。コロナ禍では担任を通じて手渡されていたが、今年は卒業生へ手渡しすることが叶った。
当日は、同クラブの有志数人が朝から花束を準備。式典を終え体育館から出てくる卒業生を待ち構え、「おめでとう」と言いながら花束を一人一人へ手渡すと、子どもたちは「ありがとうございます」「本当にうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。
スイートピーは寒川の特産品になっており、花言葉は「門出」「旅立ち」。同クラブの大島幸子副会長は、「みんなの喜ぶ顔を見ることができ、私たちもうれしい。４月からは中学生。良く寝て、よく食べて、運動して、勉強して、がんばってほしい」とエールを送った。
このほか各小学校でも卒業式が行われ、子どもたちの門出を祝った。
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