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台風18号 各所で浸水 対策マニュアル見直しも

掲載号:2014年10月24日号

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交通量が多い岡田交差点では道路と歩道の境が消えた
交通量が多い岡田交差点では道路と歩道の境が消えた

 台風18号のほぼ直撃を受けた10月6日、寒川町内は各所で道路に水があふれるなどの水害に見舞われた。翌週には台風19号の襲来も予測される中、町は被災現場での対応と次週対策の両方を同時に行うことになった。

 台風直撃の当日午前7時の時点で前日からの大雨は200ミリを超えた。ここまでは河川が持ちこたえていた。しかし、そこから約3時間でさらに記録的な大雨に見舞われ、ついに各所で浸水被害に見舞われた。

 午前11時には目久尻川流域に避難勧告を、その20分後には小出川流域にも避難勧告が出された。結果的にその後は台風一過の晴れ間が広がり、被害の拡大は防げたが、町危機管理課では「河川上流の増水の状態から判断して、避難勧告を出しました。安全第一ですので」と話す。また「過去に例をみないような状況でした。この2〜3年の雨量は著しく多くなっています」としている。

 この日は県道2ヵ所、町道10ヵ所が通行止めになるなど、職員総出で現場対応に追われたが、災害対策本部を立ち上げたものの、連絡系統が一本化せず、各課で個別に電話対応に当たるなどの混乱が見られたという。すでにこの時点で翌週の台風19号がさらに強いという情報も広がっており、対策が急がれたが、19号では連絡系統に乱れはなかったという。

 最も影響が強いと予測された13日(月)に予定されていた「さむかわスポーツデイ」は開催4日前に中止を決定。早めの対応が目に付いた。土のうの配布も始め、職員が手作りで仕上げたものが、早々になくなったという。

 18号の被害状況から19号の対策に至るまで、災害対策マニュアルの暫定的な見直しも行った。職員の緊急配備については、地震に対応したものが主で、将来的に水害用に見直すことも視野に入れているという。また、土のうについては、自治会によっては「土のうステーション」を用意しているところもあり、町としてどこまで「土のう対応」が必要か、検討していくことになりそうだ。自治会との連携については、避難所運営で頼らざるおえない事情もあり、今後の協力体制を模索していくことになりそうだ。

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