渡邉愛子さんが全国へ 全国小学生学年別柔道大会県予選で初優勝
旭小学校6年の渡邉愛子さん=室田道場所属・倉見在住=が、6月10日に県立武道館で行われた「第9回全国小学生学年別柔道大会」の県予選に出場。小学6年生女子45kg級で優勝し、全国大会への切符を手に入れた。
「嬉しくて泣いちゃいました」と優勝の喜びを笑顔いっぱいに話す。
3歳の頃から柔道をはじめたという渡邉さん。4、5年生の時も同大会に出場したが準優勝と涙を飲んだ。それからというもの、得意技の一本背負いと内股を磨いてきた。特に「一本背負いはひたすら体で覚えこみました」と話す。
そして迎えた試合当日。前半は順当に勝ち進み、準決勝でライバルの選手と対戦。「その子とは最初はいい勝負だったのに、4年生くらいから負けるようになっちゃったので」。前大会、決勝で負けた苦い思いを「絶対に勝ちたい」という強い気持ちに変えて試合に臨み、ついに雪辱を果たした。続く決勝戦でも「あと1試合勝とう」と高いモチベーションを維持。技を積極的にかけていくことで判定勝ちをもぎ取り、初の優勝をつかみとった。
「全国にはいっぱい強い人がいると思います。攻められると気持ちが弱くなってしまうので、強い人と当たっても気持ちを強く持てるように、技を磨いていきたい。出るからには優勝をめざします」と元気に誓った渡邉さん。全国大会は8月26日(日)、鹿児島アリーナで行われる。
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