寒川ロータリークラブの新会長に就任した 石腰 亮さん 宮山在住 67歳
誇り胸に、さらに先の50年へ
○…創立50周年を迎える「寒川ロータリークラブ(=RC)」の新会長に7月1日、就任した。これまで、中央公園の泉の清掃や医療機関へのマスク寄贈、留学生受け入れ、子ども食堂への支援など、さまざまな奉仕活動を通し、子どもたちの未来のため、より良い地域を目指し尽力してきた。「50年という輝かしい歴史と諸先輩方が築き上げられた礎のもと、会員同士の団結力を深め、誇りを持って活動したい」と熱を込める。
○…権宮司として奉職する寒川神社には、歴代宮司をはじめRC会員が名を連ねる。「楽しそうに」地域貢献する姿を間近で見てきたこともあり、「青少年育成や奉仕活動に力を注ぎたい」と2014年に入会した。
○…茅ヶ崎で生まれ育つ。実家は、腰掛神社(茅ヶ崎市芹沢)の神主を務める家系だった。学生時代は電気電子工学を学び、卒業後、寒川神社へ修業に。以来45年、同社の神職として奉職している。「寒川は観光地ではないけれど、神社へ祈願に来られる方はとても多い。長い歴史を持ち、古くから八方除けの守護神として広く信仰されてきた結果でしょうか」と微笑む。27歳で結婚した際には、「もちろん」寒川神社で神前式を挙げた。3人の子宝に恵まれ、現在は長男が家業を継いでいる。
○…50周年の記念事業として、中央公園にある「ロータリーの泉」の改修を予定している。ここは、夏になると子どもたちが水遊びをする憩いの場にもなっており、完成後25年が経過し、傷みも目立ってきたことから、今秋、会員らが自ら体を動かし作業にあたる。「この先も、さらに50年先までずっと残っていく。子どもたちに少しでも豊かな生活を与えていければ。微力ながら精進していきたい」
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