ベルマーレ ライバルに悔しい敗戦 降格圏脱出ならず
ホームに迎えたのは、勝ち点差1で上位につける甲府。降格圏脱出をかけた戦いであることはもとより、因縁のライバルとの対決とあって両サポーターにはただでさえ熱が入る一戦だ。
試合は両者とも数少ないチャンスながら、甲府が16分に先制。すると、その10分後にはクロスバーの跳ね返りを大野が頭で押し込んですかさず振り出しに。「絶対に負けられない。負けたくない」。そんな両者の思いが表れるように、互いに相手の出方を伺うような展開が続いた。
後半、スピードある大竹や梶川を投入すると攻撃が活性化。主導権は湘南が握り、あとは待望の逆転弾を待つ状況だったが、2点目のゴールネットを揺らしたのは甲府。終了まで残り10分を切った後半37分、豪快なミドルシュートを叩き込まれてしまう。
湘南は幾度も決定的なチャンスを演出しながら、これらを決め切れなかったことが最後まで響いた。単なる一敗以上の悔しさが残る試合となったが、いよいよシーズンも終盤。残留に向け、落ち込んでいる時間はない。
次回のホーム戦は8月31日(土)、ベガルタ仙台を迎えて行われる。当日は『平塚市民デー』と銘打ち、市内在住・在勤・在学者は自由席が半額に。大声援でチームを後押ししよう。
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