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公開日:2026.04.24

平塚八幡宮 神馬の赤ちゃん誕生 「八重」と命名

  • 生後間もない八重

    生後間もない八重

 平塚八幡宮(平塚市浅間町)で4月14日深夜2時7分、神馬の「皐月(さつき)」と「東風(こち)」の間に新しい命が誕生した。メスの仔馬は「八重」と名付けられ、茶色の毛並みをなびかせながら元気いっぱいに過ごしている。一般公開の日程は未定。

 同社の神馬は2019年、岐阜県高山市の牧場から奉納された白いポニーの皐月がはじまり。神々の乗りものであり、参拝者の願いを運ぶ神聖な生き物とされていることから、皐月はこれまでも境内で多くの人に親しまれてきた同社のシンボル的存在だ。同じく同社にいる父馬の東風との間に生まれた八重は、茶色の毛並みで皐月の母馬に似ているという。

 14日夜、皐月の異変に気付いた同社関係者が厩舎で見守る中、人の手を借りずに無事に出産。名前の「八重」は、生まれた年が令和8年で、八重桜が咲く時期だということ、同社に八の字がつくことから名づけられた。生後すぐに、皐月の後をついて回る健やかな姿を見せた。

 出産の翌日、同社の社殿で命名の神事を執り行った宅野順彦宮司は、「小さくてとても可愛い。ミルクを飲んで元気にしています。午年の出産というのはとても珍しくありがたい。大神に仕えて、みなさんの願いを届けてくれるはず」と笑顔を見せた。

 神事に出席し、八重と対面した同社の総代の男性は「いつ生まれるかわからなかったので、無事誕生して安心している。みんなが待ちに待った仔馬なので、うれしい」と喜んだ。

 現在は母子の体調を考慮しながら、境内の厩舎で生活している。

母馬は岐阜から奉納

 皐月は、19年5月26日生まれ。岐阜県高山市にある、櫻ヶ岡八幡神社に隣接する牧場で畜産業を営む平塚新一さんから同年11月に奉納された。今から900年以上前に平塚八幡宮の御分霊が八幡神社に祀られた縁もあり、八幡神社の総代だった平塚さんが「大変珍しい白いポニーが生まれたので奉納したい」と申し出た。

 23年4月には、同じく高山市生まれの東風が仲間入り。八重を加えた3頭が神馬として飼育されている。

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