「第三回三十路式」の実行委員長を務める 森田 未来さん ふじみ野在住 30歳
再会へ公私充実の笑顔
○…「成人式から数えて10年。社会に出て就職したり、結婚や出産など様々な経験を積んで本当の意味での『大人』になった同級生たちと、お互いの成長ぶりを再認識できるような場にしたい」と、柔らかな表情で語る。平塚市をはじめ大磯、二宮、中井町出身で今年度、30歳を迎える人を対象とした「三十路式」(1月25日、大磯プリンスホテルで開催)を目前に胸を膨らませる。
○…三十路式では、立食形式でお酒や料理を楽しみながら、同級生と旧交を温めてもらう。「30歳は公私ともに脂が乗っている時期。子育ての悩みを相談し合ったり、ビジネスに役立つ情報を交換したり、ハタチの時とは違った新たな出会いや発見があると思う」と期待を寄せる。共に育った日々を懐かしんでもらおうと、中学時代の恩師からのメッセージをまとめた冊子の配布や、地元にゆかりある写真を事前に集めたフォトコンテストなど趣向を凝らした企画も用意。「地元から離れてしまった人も、これを機に故郷への愛着を深めてほしい」と目を細める。
○…行政やスポンサーからの支援はなく、各中学校出身の実行委員40人で式を運営する。3千人以上いる同級生すべてに参加を呼びかけるのは一苦労で、ソーシャルメディアの活用はもちろん、手づくりのポスターを持参して、地元の商店街や飲食店に朝から晩までお願いに回ったこともあった。地域の協力もあって、「当日は約500人と久しぶりの再会を果たせそうです」と胸を撫で下ろす。
○…大住中学校出身。現在は都内のセレクトショップの店長を務め、大好きな雑貨の魅力を来店客に紹介している。最近は地元で知り合ったというパートナーと結婚し、充実感溢れる毎日を送る。「この10年間で色々なことに挑戦して、時には失敗して、前よりも少し大人になった姿で皆と晴れの日を迎えられることが嬉しい」と、屈託のない笑顔を見せた。
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