平塚商工会議所青年部(平塚YEG)の会長に4月就任した 松本 崇さん 花水台在住 42歳
「商売のヒント見つかる」
○…「(大型商業施設の)ららぽーとの開業に見るように、企業が撤退した跡地も空き地にならない。過疎化した地方都市と比べれば、平塚は恵まれた土地ですよ」と地域の経済環境を前向きに評価する。平塚商工会議所青年部の会長に就任した。「色々な職業の話を聞いて自分の仕事を見つめ直してみると、商売の良いヒントが見つかる」。100人を超える中小企業の後継者や若手起業家らの加盟する組織の魅力を語る。
○…大学で経営工学を専攻し、電子部品メーカーに就職、品質管理の仕事をしていた。父が市内で経営する保険代理店に入ることを決断したのは、20代半ば。「家業は継がないといけないものだと、子供の頃から何となく感じていた」と明かす。「困った時に役に立てる。がん保険に入っていて本当に助かったと感謝された時、いい仕事だと思いました」とにこやかに語る。
○…今年度は、県商工会青年部連合会の会長に平塚YEGの同僚を輩出しているため、県青連の運営に深く関わる年になる。県連会議のホスト役として、県内メンバーを平塚に迎える機会が増えそうだ。「平塚の良さをアピールしながら、市外経営者の違う目線で見たまちの印象を聞いてみたい」と期待する。
○…市内公的行事や全国各地のYEGイベントに、ひっきりなしに招かれる立場を引き受けたのは、妻と2人の娘の理解があってこそ。『平塚や青年部のため、あなたの力で出来ることがあるのなら頑張ってきなさい』と背中を押してくれた妻には頭が上がらない。
○…YEG活動を通じて全国各地を訪ねる機会が増えた。「平塚は都市基盤もしっかり整備され、海や川の自然があり、温暖で住みやすい」としみじみ語る。だからこそ、全国的な知名度不足を残念に思う。「鎌倉や茅ケ崎は皆が知っている。住みやすさではどこにも負けないのだから、もっとPRしないと」と地元への愛着をのぞかせていた。
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