湘南ベルマーレの第18節は名古屋グランパスと対戦し、2対0で勝利を収めて6試合ぶりに勝ち点3を上積みした。
試合は開始5分、直近のリーグ戦3試合で無得点のベルマーレが先手を取った。右サイドの深い位置で古林将太が折り返したボールを山崎凌吾がスルー、後方から走り込んだ齊藤未月が右足を振り抜いて先制した。齊藤は一目散にベンチに走り、3試合ぶりのゴールを喜ぶ曺貴裁監督やチームメイトに祝福を受けた。
先制点を奪って幸先よくスタートしたが、その後は名古屋に押し込まれた。中央で敵陣の外国人選手がタメを作り、運動量豊富な両サイドにボールを散らして、ピッチを広く使ってベルマーレゴールを脅かした。前半は湘南の4本に対し、10本以上のシュートを放った。
後半に入っても名古屋に主導権を握られ、苦しい時間が続いた。ベルマーレは前線の高い位置からプレスを仕掛け、抜かれても後ろがカバーに入る連動した動きでブロックを作り、守備網を敷いた。後半35分には、クリアボールを拾われ、3本続けてシュートを浴びたが秋元陽太と山根視来が身体を張った。
辛抱強く我慢するベルマーレの追加点は同37分。左サイドの深い位置でボールをキープした梅崎司のこぼれ球を、金子大毅が拾って右足を一閃。糸引くような弾道を描いてネットを揺らし、勝利を手繰り寄せた。
リーグ後半戦初戦を白星スタートしたベルマーレは次節14日、ヴィッセル神戸をホームに迎える。
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