サッカーJ1リーグの後半戦がスタートした。湘南ベルマーレは、9月23日の第18節で鹿島アントラーズ、27日には首位の川崎フロンターレと対戦し、上位勢を相手にそれぞれ最少失点で敗戦した。一方で故障や負傷で戦線離脱者が増える中、出場機会を得た若手が躍動、存在感を示した。
立ち上がりから湘南のミスを突いて好機をつくる鹿島の攻撃に粘り強い守備で応戦し、0対0で前半を折り返す。
後半15分に石原直樹のヘッドがポストを叩き、その3分後には石原広教のクロスで見せ場を作ったがネットを揺らすには至らなかった。
試合が動いたのはアデイショナルタイム4分。相手のシュートが味方に当たり、浮き球がそのまま湘南ゴールに吸い込まれて決勝点となった。
DF陣に2試合連続スタメンの舘幸希や10代の田中聡など若手を揃え、石原広教がラインを統率。急造ながら試合巧者の川崎に食らいついた。前半18分に失点を許したが、終盤まで安定感あるプレーを披露した。
試合は数少ない決定機に課題を残したが、苦しい台所事情に、若手の台頭は光明だ。
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