平塚版 掲載号:2020年10月29日号 エリアトップへ

平塚ゆかりの武将で創作落語の台本を制作した 立川 志遊さん(本名:樋口浩司) 落語家 53歳

掲載号:2020年10月29日号

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「郷土の宝」仕掛け人

 ○…「平塚発」の新しい落語を望む市民団体の声に応えて、創作落語『源平盛衰記外伝 石橋山合戦相模武士の誉〜真田与一編〜』を完成させた。源頼朝の挙兵に応えて若くして散った与一の足跡を辿り、ゆかりの地に足を運んで台本のイメージを膨らませた。合戦では剛勇無双に先陣を切る姿を描き、「頼朝という監督から最も信頼の厚い先発ピッチャーだったと思う」とユーモアを交えて推察する。

 ○…テレビで見た七代目立川談志の落語『黄金餅』に心を射抜かれ、大学を中退して弟子入りを決めた。言葉使いと礼儀に厳しい師匠の下で落語家としての基礎を叩き込まれ、8年目に「志遊」の芸名を授かった。「真面目一本ではダメ。遊びの心を忘れるんじゃないよ」。由来は不明とした上で、今は亡き師匠が芸名に込めた想いを汲む。入門から18年目で真打に昇進。端正な語り口で立川流きっての正統派と言われている。

 ○…完成した落語は石橋山の合戦という軍記物の中に、八っつあんと大家さんによる軽妙な掛け合いで「笑い」の要素を落とし込んだ。初披露となる11月21日の高座に向け、寸暇を惜しまず台本を頭に叩き込んでいる。「観衆の反応が楽しみ」とする一方で、当日は奇しくも師匠の命日。「不安8割、楽しみ2割。どこかで師匠が見てるかもしれないから緊張する」と本音を漏らす。

 ○…「落語は生き物」と説き、他の落語家が自身の手掛けた創作落語を披露することを望んでいる。観衆の反応を見ながら落語家が手を加えることで洗練されると言い、「平塚の宝として後世に残る落語に育ってくれたら嬉しい」。得意ネタで自宅を建てた師匠にあやかり、「自分もこれをきっかけにして湘南に」とオチをつけて笑った。

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